『佐々木と宮野』3話 画像たっぷりな感想記事となります。
この回の感想コメントお待ちしてます!
『佐々木と宮野』は、春園ショウによる日本の漫画作品。春園がpixivに掲載していた『佐々木と宮野のちょっとした話。』を改題、商業化した作品であり、2016年より『ジーンピクシブ』で連載化されている。2021年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は100万部を突破している。
女顔がコンプレックスな宮野と、少し不良な先輩の佐々木を中心とした、男子高校生の学生日常生活を描いたボーイズラブ作品。
前回記事はこちら。
佐々木がいつもより早い登校。
平野から呼び出しを食らったそうだ。
平野は遅れるそうだ。
「一緒にココア飲もうよ。こないだ借りた漫画の感想もあるし」
「先輩って猫舌なんですか?」
「どうだろう。特に気にしたことはなかったけど…みゃーちゃん、顔にやけてるよ?」
「この間テレビで猫舌の人って舌の使い方が下手ってやってて、舌の使い方が下手って事はキスも下手な可能性があるって思って」
「BLだったらキスの仕方教わる側なのかなってこないだから考えてたんです」
「だから今ちょっと猫舌萌えで猫舌ってどんな感じか聞きたかったです」
これが腐男子w
「じゃあ…みゃーちゃん試してみる?」
「何を?」
「下手かどうか」
自分にはBL的展開は必要無いと拒否。
シリーズ物をお貸しする。
朝のイチャイチャタイム終了。
「触りてぇ…」
意識せざるを得ない。
傍から見ると確実にBL。
「宮野どうした?」
「どんな顔をすればいいのか…」
「絶望顔してるけど」
(あれ以来ずっと…冗談なのか本気なのか…冗談にしてはあまりに…)
「先輩はどういう意味で俺に言ったんだろう」
佐々木に渡す漫画を一冊忘れていた。
佐々木がBL読んでる事について突っ込まれているようだ。
BLに引き込んでしまった本人としてどうすれば良いのか分からない。
(佐々木先輩が誤解され、俺のせいで)
突撃するのかな・・・。
「そういうのはよく分かんねぇけどBLだからこの話ができたんだろう。それで面白いんだし別にいいじゃん」
「なんでそんなにBLを目の敵にしてんだよ」
佐々木と話してたのは
小笠原 次郎(おがさわら じろう)。彼女が腐女子。
「佐々木先輩がかっこ良くて…それで…!」
「佐々木先輩かっけぇよな。だから靴履け」
(佐々木先輩はかっこいい。あの時からずっと)
先日貸そうと思った漫画がまだ貸せてない。
(先輩はああ言ってたけどまたクラスメートに何か言われるかな…)
佐々木から来てくれた。
「ちょっと寒くて」
「なんだそれで丸まってたの?」
触れられそうになった時、反応してしまった。
新刊の発売日を把握している佐々木。
本屋へのお誘い。
「さっきの本の続きは?」
「また読んだら言うよ」
気持ちの整理がつかないんだね。
(貸してしまった…)
(暑い…)
暮沢は彼女へのホワイトデーの贈り物を持参。
バレンタインデーにはクラスでチョコを交換し合ってるのでホワイトデーに持ってくる必要は無い。
先輩がくれたチョコの存在感w
佐々木とも交換してるのでお返しは必要ないけど…
(いやいやいや、BL参考にしちゃ駄目だろ)
このまま帰るか渡すか…
平野に佐々木を呼んでもらう。
テスト明けに菓子パしてて騒がしいので場所を変える事に。
「バレンタインのお返しです」
渡し方が女子!w
クラスメート以外で貰ったのは佐々木だけで、普段お世話になっているお礼という事でw
「だからその…」
「ありがとう…他には誰か」
「別に誰も」
「ちょっと待ってて、俺もお返しする。すぐ戻るから」
まぁこんな風にもなるよねw
「どうしよう。心臓が止まらねぇ」
「止まってたまるか。死ぬぞ」
「お菓子どれが良い?」
修了式だ。
来年は佐々木が卒業する。
(あと…一年…)
誰か分からなかったが、平野だ。
あの時佐々木にチョップしてたのが平野だ!
修了式くらいは黒くしないと残されるから黒くした。
結果佐々木は今怒られている。
「黒いのも良いと思います。黒髪受け」
先輩の髪をいじる。
「ルームメイトには触らせましたか?」
「まぁ傷んでるってそいつに言われたからな」
「ありがとうございますっ」
妄想が捗る。
宮野が佐々木の黒髪に興味を持つ。
「黒くしよっか?」
「そんな気軽に言えんなら今日染めて来いよ」
「お前ら何してんの?」
彼女が腐女子の人。
小笠原に宮野と暮沢を紹介。
「あっ、腐男子か!」
「先輩、なんで広がってるんですか?」
(この人もしかして…あの時の?)
「荒れんなって。彼女が不良受けが好きだからって」
ピクンと反応する宮野。
「あいつが隠してたBL、ガタイ良い男に攻められる不良だったんだよ。腐女子って野郎がつるんでるの見てニヤニヤすんだろ」
「俺はあいつのこと好きなのにあいつは…あいつは俺に他の男とくっついてほしいってずっと思ってたのかよ…」
「つーわけでこれからこいつの慰労会すんだけどお前らも参加する?」
即刻拒否w
宮野と佐々木は本屋へ。
「お前腐男子か?」
「いや違うけど」
「お前もその腐男子にBL扱いされてるかもしれないんだぞ?」
「そうなの?」
「そう言えば佐々木先輩で考えた事無かったです」
「初耳だぞ、佐々木でもやれよ」
受けも攻めもしっくりこない。
「こういうのいいなって思った」
触れようとしてぐっと堪える。
声かけても起きない。
佐々木が何か言葉を発した。
「また新学期でね」
「好き」
(どうしよう…!)
毎回引きが上手いな。
宮野が意識し始めたらちょっと距離置きそうで怖い。