『86-エイティシックス-』は、安里アサトによる日本のライトノベル。イラストはしらび、メカニックデザインはI-IVが担当している。電撃文庫 (KADOKAWA) より2017年2月から刊行されている。各巻冒頭部分が電撃文庫マガジンに連載されているほか、同誌およびカクヨムにて外伝が連載された。
エイティシックスは強いけど危険なので処分したいという意見もあったんだよね。
今はもう「違うと言い切れるんだよね?」
と圧をかける。これが1年越しの消毒ではない事を確認する。
眼帯の人に対して
「お目々悪くなるわよ」は凄く心配してるようにもジョークにも聞こえる。
死者に魂を引かれている・・・。
レギンレイヴではなく、アレの使用許可を出してほしい。
開かずの扉を開いた。
地表スレスレを高速で飛び、戦士達を速やかに戦場まで運ぶ事が可能。
急旋回できないので待ち伏せされると困る。
これ、フラグかな。
例え勝ったとして、そこは敵地のど真ん中。
どうやって帰還するのか。
「帰りの心配よりもモルフォを仕留める事が先決だ」
返答に困るだろうし、まともな返答を期待してないシンがバッサリ言った。
ぐっと堪える。
あれの声は覚えてるのでフレデリカに示してもらわなくても大丈夫。
どうして後方に下げたがるのか、
本当はアレを討たれたくないんじゃないのか?
否定できないフレデリカ。
「なら、尚更帰れ。それで忘れろ」
フレデリカの感情が爆発する。
「俺はお前の騎士じゃない。重ねるのは勝手だ」
立場もあり、私情もあり、めちゃくちゃ言ってるようだけど
最終的には『死んでほしくない』これなんだよね
何を言われようがドアノブは離さない。
「この国では誰もあなた達の戦死を望んでいない。寧ろ死なないで欲しいと願っている」
「必ずモルフォを撃破するように。期待しているよ」
「それからもう一つ。これが最優先任務だ。
帰ってきなさい。全員で」
ベタだけど、この状況でこの関係性だからこそ響く。
「努力はするけど…ねぇ」
「約束はできない」
まぁ無理ゲー感強いので否定的にもなるし、こいつらそういうヤツw
「それじゃダメだ。必ず帰ってきなさい」
「そう、必ず帰っておいで。でないと僕は・・・この世界を滅ぼしてしまうよ」
大統領の演説である。
「作戦開始」
遂に発進。
思いのほか怖いw
怖いもの知らずなエイティシックスも流石にビビる。
ここにED重ねるの凄い。
節々に散っていく命と重なるものがあり、ロングトーンが悲鳴の様にも聞こえて、最初からこれを狙ってたのかと思うと鳥肌が立つ。
もう少し持ち堪えたらあの忌々しいエイティシックスが・・・。
すっかり希望の星になってる。
期待に応えてあげないとね。
なにこの最後の演出。
悪魔になるよって事?
遂に最終決戦開始。
誰が死んでもおかしくないけど、大統領の言い付け通り全員無事で帰れたら・・・いいよね。